2018年11月30日
宇宙一好きなアイドルがアイドルを辞めた。
この日の夕方頃、Twitterが荒れていた。
Love-tuneに関するお知らせが発表されるとかされないとか。確かなことは分からなかったけど、この半年間で色々と悟っていた私はTwitterとLINEの通知を切ってiPhoneの電源を落とした。
21:30頃、意を決してお知らせページを開くと『Love-tuneのメンバー7名がジャニーズ事務所を退所』と書いてあった。ジャニーズJrで退所を事務所側から発表される事なんて無いに等しい事だ。
私は「悲しい」とか「辛い」とか以前にとても驚いた。
下には7人の名前と退所日が明記されていた。私は7人の名前が並んでいる事とLove-tuneという名前が存在する事に、こんな時ですら喜びを感じてしまうくらいには半年間7人を、Love-tuneを待ちわびていた。
Love-tuneは最後までLove-tuneだった。『1人でも闘える7人が集まった』という言葉を思い出した。スキルもビジュアルも人気も十分にある一人ひとりが、7人でいることを決断し最後までLove-tuneであろうとしてくれた事がとても嬉しかった。
だけど数秒もしないうちに、しっかりと悲しみが襲ってきて、小学生ぶりに声を上げて泣いた。通知を切っていて気が付かなかったが、友人から不在着信があった。すぐに掛け直すと友人はべそべそ泣いていた。
2人で、自分達の力ではどうにも曲げることが出来ない事実にただただ打ちひしがれてたくさん泣いた。
次の日朝シフトでバイトを入れた事を悔やんだ。
たくさん泣いてとても悲しい気がしていたけど、一度冷静になるとやっぱりどうしても、もう7人に、自担に会えなくなるなんて信じられなくて、彼らの事だからまたどこかで会えちゃうんじゃ無いだろうかと思ってしまう自分がいた。
横アリで彼らは「絶対また会うぞ」「みんなと同じ未来を見れますように!」「これからもおれたち7人とみんなで幸せになろうね」と言葉を残してくれた。
Love-tuneに嘘をつかれたことがない。
私が信じられるのはもう本人達からの言葉以外に無かった。
待つのはもう慣れた。
時々どうしようもなく辛くなって泣いてしまうこともあると思う。
でも、殆ど消えかけている少しの光だけを信じて、4月まで、あと少しだけ、信じて待ってみてもいいかな。